

単発プレス加工
新製品の試作から量産化まで
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使用設備
ワイヤーカット放電加工機 レーザー加工機 200ton順送プレス 熱処理(焼入れ) 45ton単発プレス 黒染め
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対象素材
SUS420J2 S50C
お客様が設計・開発された新製品の量産化の問い合わせをいただき、検討を開始しました。
お客様が作成された図面を元に、弊社でレーザー加工・ワイヤーカット加工機を活用して数回に及ぶ試作品を製作。
幾度に及ぶ耐久試験を経て、形状・仕様が確定し、量産金型を製作。量産プレス加工を開始しました。
特長
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01
プレス量産化への打ち合わせ
メーカー様からのご依頼で、試作図面段階からプレス量産可能性を考えながら打ち合わせを行います。プレス加工時にいかにスムーズに生産できるか、品質が安定するかを徹底的に検討しながら話を進めます。
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02
関の刃物で培われた「焼入れ」技術
例えば硬度を高めるための熱処理(焼入れ)が必要な場合。板厚が0.3mmと非常に薄くてもポテトチップスのように歪んでしまうことなく、室町時代から続く岐阜県関市の刃物産業で培われた焼入れ技術により、歪はほとんどなしで熱処理を行うことが可能です。
熱処理以外にメッキや研磨など、幅広い後処理加工に対応可能です。
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03
順送プレス加工による低コスト量産加工
順送プレスにより、1ロット生産数が数万個~数十万個の量産加工に対応できます。
また、1ロット生産数が100個300個500個の場合は単発プレスを駆使して対応いたしますので、どのようなロット帯でもご相談ください。
使用設備
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200tonデジタル電動サーボプレス
サービスの流れ
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STEP 01
ヒアリング
当該製品の使用用途などをヒアリング。
必要な耐久性などを確認。
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STEP 02
ご提案・お見積り
使用用途により適した材質の提案。
特に岐阜県関市は刃物の町ですので、SUS420Jやハガネ系の鋼材入手商流がたくさんあります。
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STEP 03
試作
弊社所有のワイヤーカット放電加工機・協力工場所有のレーザー加工機を駆使して数枚~数十枚の試作品を製作。試作品にて性能試験を行い、仕様を詰めていきます。
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STEP 04
量産化の決定→量産品受注
最終仕様決定後、量産用プレス金型を製作。
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STEP 05
材料発注
関市内・岐阜県内・愛知県・新潟・大阪・兵庫といった幅広い材料屋さんとつながりがあるので、様々な材質・板厚・スペックの素材を入手可能です。
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STEP 06
生産
金属プレス加工を行います。
プレス加工後の表面処理(バレル・バフ研磨・メッキ・脱脂洗浄・熱処理・焼入れ)まで協力工場ネットワークをフル活用し、あらゆる加工に対応します。
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STEP 07
検品・出荷
お客様と取り交わした検査項目に従って、三次元測定機・画像寸法測定機を用いて品質チェックを行います。検査品は次回まで保管するルールを厳守しています。
よくあるご質問
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開発の初期段階なので、量産まで決まるかどうか分からない状態で相談に乗ってもらうことは可能ですか?
もちろん可能です!
時間数・工数に応じた試作費は発生しますが、1個からの試作にも対応可能です。
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イソナイト処理なども対応してもらえますか?
もちろん可能です!
イソナイト処理は提携している協力会社があるため、即座に対応可能です。
また、弊社が聞いたことのないような処理でも、何が何でも対応できる工場を探し当て、必ず対応させていただきます。
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工場見学は可能ですか?
もちろん可能です!
我々の仕事はお客様との信頼関係を築いてからでないと話を進めることはできません。
ぜひご来社いただきまして、工場を視察していただいた上で話しを進めるかどうかをご検討ください。
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