コラム
スマホで現場チェック!?“見える化”で進める我が社のDX改革!
- 作成日:2025.04.13
- 更新日:2025.04.25
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「DX」と聞くと、大げさなシステムや難解なITツールを想像しがちですが、
我が社が進めているのは、“現場に寄り添った、リアルに使えるDX”です。
その一つが、プレス機や作業台(定盤)などの清掃状態を“点数化”して可視化する仕組み。
各自のスマホで、すぐに確認
社員一人ひとりのスマートフォンから、
自分がチェックした機械や作業台の「清掃点数」を簡単に入力。
それが即時にクラウド上に反映され、全員で情報を共有できるようになっています。
しかもそのデータは、モニターに大きく表示され、社内全体に“見える化”!
朝イチの合言葉は「90点、超えてるか?」
各設備には、100点満点で清掃状態が表示されます。
そして――点数が90点未満の場所は、朝のうちに全員で駆けつけてリカバリー!
「よし、今日はAプレスが87点!早めに片付けよう!」
「この定盤、昨日油が残ってたからだな。OK、拭き上げ完了!」
そんなやりとりが朝のルーティンとして定着し、
“キレイな状態で一日をスタートする文化”が根付きつつあります。
DXの目的は、テクノロジーではなく“働きやすさ”
私たちが目指すのは、
「人が置き去りのDX」ではなく、
“現場が主役”の、やさしくて賢い仕組みづくり。
清掃の点数をただの数字で終わらせず、
そこから“行動”と“改善”にちゃんとつながるように設計しています。
小さな数字の積み重ねが、大きな信頼に変わる
清掃点数という、ある意味“地味”な指標。
でもそこには、社員の意識・現場の誇り・そして品質への信頼が詰まっています。
朝イチで90点を超えたとき、
「よし、今日は気持ちよくスタートできる」
そんな感覚こそが、本当のDXの成果なのかもしれません。
今日も、“気持ちよく働ける現場”から始めよう。
我が社のDXは、派手じゃない。
でも、確実に現場を変え、人を動かし、働き方を進化させている。
これからも“技術と人”が一緒に歩む、実直なDXを続けていきます。
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