お知らせ
移管された金型を生かして、プレス加工をお手伝いしました

6月2日、別の現場からツカダへ移管された金型を使ったプレス加工で、ご依頼いただいた製品の納品を終えました。
今回は、金型がツカダの設備に合っていたこともあり、大がかりな修理をせずに加工へ進むことができました。ただ、この金型は古く、金型図面も組図もありません。まずは実物を見て、どこを確認し、どこに手を入れるべきかを考えるところから始まりました。
図面のない金型に、みんなで向き合う
状態を確かめながら細かなメンテナンスを進め、寸法の確認が必要な箇所は3次元測定機や画像寸法測定機も活用しました。必要な部品はワイヤーカットで製作し、金型を整えてからプレス加工へ。社員みんなで力を合わせて、一つずつ確かめながら進めた仕事です。

ツカダはこれまで、さまざまな業界の金型に携わってきました。自社でも金型の設計から製作まで手がけています。それでも、移管された金型には、その金型ならではの工夫や使われてきた歴史があります。「いつものやり方」で決めつけず、現物から読み取ることを大切にしています。
移管のご相談が、現場の力に
コロナ禍以降、長くお付き合いのあったプレス加工会社の廃業などでお困りのメーカー様や、金属プレス品との一体成形に使う部品を必要とするプラスチック成形・ゴム成形の会社様から、プレス生産の移管についてご相談をいただく機会が増えました。実際に、さまざまな移管の仕事をお引き受けしてきました。
金型も、製品も、前の現場での作り方も、それぞれ違います。その一件一件に向き合う中で、若手社員にも、いろいろなプレス金型を見極めて対応する経験が積み重なってきました。今回、図面のない古い金型をみんなで確かめ、必要な部品を作って加工につなげられたことにも、その積み重ねを感じます。
金型を新しく作るだけでなく、今ある金型を次の現場で生かすことも、私たちのものづくりです。これからも社員みんなで知恵を出し合い、お客様の「この金型、続けて使えるかな?」というご相談に、現場の目線で向き合っていきます!

※画像は当社工場を参考に制作したAIイメージです。実際の金型・製品・作業場面を写したものではありません。