プレス加工・金型製作・ネスティング(最適歩留まり)サービス提供中 / GFRP・CFRP打ち抜きプレス加工

 CFRP / GFRP 打ち抜き加工


CFRP(炭素繊維強化プラスチック)とGFRP(ガラス繊維強化プラスチック)の打ち抜きプレス加工です。

弊社では2013年11月より、GFRP(ガラス繊維強化プラスチック)の打抜きにチャレンジ、
2014年4月よりCFRP(炭素繊維強化プラスチック)の打抜きに挑戦してまいりました。



CFRPは複合材料の中でも航空機や次世代自動車で採用が進んでおり、
比重が鉄の1/4、引張り強度は鉄の10倍であり、
使用量の増加予測は2012年から2020年の間に3.5倍になるという予測もあります。

このようにCFRP / GFRPの使用量は増加の一途を辿っておりますが、
その加工には未だドリル加工・エンドミル加工・ウォータージェット加工が大半を占めています。

株式会社ツカダではプレス加工による打抜きに工法転換することにより、
大幅な納期短縮・コストダウンを提案することが可能です。


一般的な金属プレス加工用の穴あけ型で穴をあけたGFRP板材です。
いずれの穴も繊維がケバ立ち、きれいに打ち抜けていないことがわかります。



独自のノウハウが詰まったCFRP / GFRP打抜き専用型にて穴あけ加工をしたGFRP板材です。
穴径はΦ1.6mmです。
4穴を同時にあける金型ですが、いずれの穴も繊維の飛び出し、相間剥離は極力抑えられています。

ドリルによる穴加工の場合、1穴ずつ加工する必要がありますが、
弊社が開発したCFRP / GFRP専用穴あけ型を用いれば、
一度に数十穴を打ち抜く金型を製作することが可能となりますので、
大幅な納期短縮・コストダウンにつなげることが可能となります。

CFRP(炭素繊維強化プラスチック)
繊維の束数 3K
板厚 1.8mm
繊維の束数 12K
板厚 1.4mm


弊社ではさらに穴あけ加工の耐久試験も行っており、
金型のメンテナンスを行わず、1本のパンチで連続5000パンチの加工に成功しました。




M8用のワッシャー(座金)
いずれもCFRP / GFRP打抜き専用型にて打抜き加工をしたものです。
CFRP・GFRPにはその素材や製法により実に様々な種類があります。
上面に貼り付けてある番号によって、熱硬化性樹脂・熱可塑性樹脂・3K・6K・UDを分別・管理しています。



CFRP(炭素繊維強化プラスチック)
熱可塑性樹脂
板厚 2.0mm

@外形抜き加工 A穴あけ加工 B外周仕上げ加工

CFRP(炭素繊維強化プラスチック)
熱硬化性樹脂
板厚 2.0mm

@外形抜き加工 A穴あけ加工 B外周仕上げ加工

GFRP(ガラス繊維強化プラスチック)
板厚 1.2mm

@外形抜き加工 A穴あけ加工 B外周仕上げ加工

CFRP・GFRPともに剥離を極力抑え、繊維もきれいに切れていることが分かります。
現在、切削加工やウォータージェット等で外形トリミングをされている場合は、
プレス加工に工法転換することにより大幅なコストダウンが期待できます。

弊社では長年にわたる金属プレス加工用高精度金型で培ったノウハウを元に、
CFRP / GFRPを打ち抜く技術の開発に成功しました。
弊社では数百個〜数十万個のプレス加工を行っておりますので、
弊社の設備を利用してのCFRP/GFRPの委託加工をお受けすることが可能です。

見本サンプルを多数ご用意しておりますので、
GFRP / CFRP のプレス打ち抜き加工にご興味のある方はお気軽にご連絡ください。
無料サンプル差し上げます。